薬に頼らない治療
覚王山不整脈診療所は、
不整脈専門クリニックとして薬に頼らない不整脈治療を提供しています。
心房細動という不整脈が大きな問題になっています。
なぜ、大きな問題になっているのか?
それは、心房細動が脳梗塞・心不全・認知症の発症リスクを高め、薬では治らないことがわかったからです。
心房細動に対する薬(抗不整脈薬)の治療は、症状を和らげる目的で使用されています。
ですが、抗不整脈薬には副作用があるのも事実です。長期間の内服は副作用の確率的な発症リスクを高めます。
心房細動に対して、治す治療としてカテーテルアブレーションが国内でも普及してきました。
心房細動は、睡眠や高血圧との密接な関係が明らかになっています。
当院では不整脈だけにアプローチするのではなく
不整脈と関連の深い睡眠・血圧を含めたアプローチを行います。
当院では不整脈と関連の深い睡眠・血圧をカラダ全体のバランスを整えて不整脈の症状の改善を目指します。
その方法として、BFA(バイオフィードバック・アプローチ) を採用しています。
当然、その効果には個人差がありますが、身につけたバランスの取り方は、その後の日常生活でも活用しづつけることができます。
当院の薬に頼らない不整脈治療の柱となる考え方は、次の二つです。
1.BFA による包括的アプローチ
2.放射線被ばくのないカテーテルアブレーション
1.BFAによる包括的アプローチ
不整脈に対する薬に頼らない治療としてカテーテルアブレーションがありますが、現実的な課題として治療後の再発もあります。当院では不整脈の自覚症状の改善や不整脈治療後の再発予防や不安の解消のためにBFAに基づいたアプローチを行なっています。BFAに基づく不整脈治療は不整脈の症状の改善が目的で、不整脈が治るわけではありません。不整脈やそれを悪化させる高血圧、睡眠障害といった病気の背景には、自律神経の乱れや生活習慣、ストレスへの反応の仕方が関係していることがあります。BFA では、これらをひとつひとつ整理し、考え方・生活習慣・行動を少しずつ見直していくことで、心と体のバランスを整えていきます。薬に頼らず、自分自身の力で体調を改善していく手助けになる治療法です。BFA(バイオフィードバック・アプローチ)は、科学的根拠のある方法(1~5)となっています。不整脈・高血圧・睡眠障害の治療でも、薬と併用することでより良い結果が得られることが多く、世界的にも注目されています。当院では一定期間でその方法を習得するBFAに基づく不整脈・血圧・睡眠に対する包括的アプローチを提供しています。
- (1) Pratik A., et al. Enhancing Quality of Life in Symptomatic Paroxysmal Atrial Fibrillation Patients: A Systematic Analysis of Cognitive Behavioral Therapy Interventions Clin Cardiol. 2024 Nov;47(11):e70034.
- (2) Ford, C. B., & Gallagher, M. W. (2020). The effects of cognitive behavioral therapy for insomnia on sleep and daytime functioning in adults: A meta-analysis. *Clinical Psychology Review, 81*, 101899.
- (3) Dickinson, H. O., et al. (2008). Lifestyle interventions to reduce raised blood pressure: a systematic review of randomized controlled trials. *Journal of Hypertension, 26*(2), 215-233.
- (4) CBT for cardiac anxiety: A case study. (2018). *The Cognitive Behaviour Therapist, 11*.
- (5) Sato, A., et al. (2016). Cognitive behavioral therapy for insomnia (CBT-I) for patients with anxiety disorders: a pilot randomized controlled trial. *BMC Psychiatry, 16*(1), 226.
2.ZFA:放射線被ばくのないアブレーション
不整脈を治す方法としてカテーテルアブレーションがあります。従来のカテーテルアブレーションではX線(放射線)を使用してカテーテルの位置などを確認するため治療の時に放射線を浴びなくてはなりませんでした。カテーテルアブレーションに伴う医療被ばくは解決すべき課題です。放射線による健康障害を考えた時、放射線を浴びる量が少ないほど安心です。放射線使用しなければ、放射線による健康障害の心配はありません。海外では、2010年代前半から国内でも普及している三次元マッピングシステムと心腔内エコーを使用した放射線被ばくのないアブレーションが行われています。当院ではカテーテルアブレーションを希望される方には放射線による健康障害の心配をなくすために放射線を浴びない方法(放射線被ばくのないアブレーション)でアブレーションを行なっている医療機関をご紹介可能です。
診療費などについては 受診について(料金・留意事項)でご説明しております。
当院では、薬物治療や院内でのカテーテルアブレーションは行っておりません。
不整脈に対する薬に頼らない治療のうちカテーテルアブレーションを希望される方には、放射線被ばくのないアブレーションを実施している医療機関へのご紹介も可能です。
カテーテルアブレーションをはじめとする不整脈治療についてのセカンドオピニオンは随時承っております。


